一歩進んでは戻るの繰り返し

今回のゼミでは、心理的健康が関係した好奇心を育てる場の条件」という前回立てた仮説から、心理的健康がプラス・マイナスに向かう時の内的要因と外的要因を話し合うことから始めました。

 

でも、まずはこの仮説中にあるフワッとした言葉をWHOが定義してくれていたので、そこを書いておこうと思います。

▪︎健康 : 身体的に健康というだけではなく、精神的にもスピリチュアルにも良好な状態である

▪︎精神的健康 : 自分の可能性を実現し、生活上の通常のストレスに対処し、生産的かつ効果的に労働し、地域社会に貢献することができるという幸福の状態にあること

仮説では精神的健康としていたけど、健康という言葉の中に精神的健康も含まれることから、仮説を「健康が関係した好奇心を育てる場の条件」に変更しました。

 

次に、今回の本題である要因を深掘っていきました。ネットで検索すると、精神的健康が悪い状態(過度なストレスがかかっている状態)の要因が多くヒットしました。外的要因には、外部環境の変化や人間関係などがあり、内的要因には、個人的な状態や生理的状況の変化などがあり、これらの具体例を見ても、要因として(うんうん)と頷くものばかりでした。

次に精神的健康が良い状態の要因ですが、こちらはなかなかヒットするものがありませんでした。その理由を探していくと、実はストレスというものが私たちの生活に“プラス”に働く適度なものと、“マイナス”に働くものとがあったからです。つまり、良い精神的健康状態とはある程度ストレスがかかった状態であると分かりました。プラスに働くストレスについては、これから具体例を集めなければならないのですが、今回のゼミでは自己実現に向けた努力がその一つではないかと考えました。そしてこの自己実現が、拡散的好奇心と特殊的好奇心に反映してしてくるのではないかというところまで推測しました。ここはまだ仮説段階なので、断定は出来ません。

付け加えて、(人によってストレス耐性は異なるので、これら要因も絶対的ではありません。)

 

🧊⛲️🤍

 

ここから条件を一つ見出しました。ストレスの捉え方は個人差がありますが、「その人にとってプラスに感じるストレスが与えられる環境があれば、好奇心が育つと言えるのではないか」ということです。でも、先程も書いたようにプラスに感じるストレスとして、自己実現・自己肯定に向けた努力などの具体的な例は考えられていないので、そこを考えていく必要があるかなと思います。そうすればもっと納得のいく仮説が出来上がるのではないかと考えています。

加えて、「好奇心を育てる」という方向性でも今の時点で考えてみると、「その人にとってプラスのストレスが与えられ、それが自己実現に繋がった場合、好奇心が育った(=育っていくと予想)」と言えるのではないか。この場合の好奇心は、拡散的と特殊的なのではないかという仮説も、これから裏付けないといけません。

今回はこのようなところまで進みましたが、黒板に文字化していくと、言いたいことを言葉にする力も尽くし、前にしゃべった内容を見返せて話を関連づけていくことが出来たり、ここってどういうことっけ?と再度確認し合えたり、良いことづっくし-!👏🏻と今、気付きました。

 

【補足】

私たちのグループは知的好奇心が、あんまりピンときておらず、かつ知的好奇心と特殊的好奇心の違いってなに?という感じでモヤっとしていたのですが、そこが今日明らかになったので書いておきます。

知的好奇心は二つに分類され、その一つの枠が拡散的と特殊的ということでした。

 

では、この辺で ~👋🏻