教養⑵ 哲学の続き
今回は前回の続きでより対話を深めました!
が、その前に須長先生から前回の補足説明があったので、そこから二つ記録しておこうと思います。
▪︎答えのない問いに、結論を出さないという「安全な殻」に閉じこもらないこと。私がこれを聞いて思ったのは、プライドが傷つきたくない人や我が道を行く!みたいな人は閉じこもりそうだなと思いました。でもこういう方達こそ、他人の意見を受け入れたときには、視野が広がりもっとより良い考えを持ちそうな気がします。前に心理学の授業で“無知の知”といって、自分がまだ知らないことがあることを自分は知っているという人のことです。このような人が最も優れている人だと学んだことがあるのを思い出しました。
▪︎いつもと同じ考え方で考えることはアレ化に繋がる危険がある。私もよく「アレね」って言ってることが多い気がします。今の若い子は、小さい時から携帯があるので、考えることを止めるのが早いような気がします。だから大学の授業でレポートとか考えるのはしんどいなと正直思います。考える体力をつけなければなりません。
この二つが私自身、これから先でも特に大事だと考えたものです。ここからは、今回の対話について書いていきます。1週間も経っているので、最初は思うように進みませんでしたが、最後の10分くらいで議論が活発になりました。
🐚✨🌊
まず今回の対話は自分たちで問いを立て続けながらやっていくというスタンスだったので、問いを立てる際のポイントも記録しておきます。
▪︎立てた問いは誰でもわかるものなのかどうか、(例えば小学校低学年)分からなければもっと砕いて問いを立てる
▪︎相手の発言を自分の思考力と想像力で膨らませ、分からない部分を探し、具体化する
▪︎相手の発言が正しいとしたら、何か変なことが生じないか考える
▪︎相手の発言はどのような前提から出てくるのかを考えて確認する
▪︎相手の発言は、別の状況でも当てはまるのか
これらのことに注意しながら、まずは具体例から利己主義的に考えた場合と青年の立場に立った考えを出していきました。前回の結論では、利己主義の考え方は間違ってはないけど、正しいとは言いたくないという感じで、利己主義否定派?で終わってたんですが、この具体例からの考え出しでは、利己主義的な意見の方がポンポン出てきて、須永先生に老人をやっつけてほしいと言われたのに、無理そうかもと思えてきました(笑)でも、粘り強くやることが大事だと前回教わっていたので、全員が利己主義的世界になった場合の最悪な状況を考えて、青年の意見を後押ししようとなりました。そこで考えた結果が、以下です。全員が利己主義者なので一人行動をする人が多い社会になりそう。そして、お互いに承認欲求があり行動していることを知っているので、承認欲求のために行動をしたとしても相手からの評価は得られず、承認欲求は満たさない。つまり行動の目的である承認欲求が満たされなければ、利己主義的行動は無くなるのではないかという結論に。
最後は他のグループの意見も聞いて対話は終了しました。私は今回の教養において、問いを立て続けたり、自分の力で考えたりしていくことは怠ってはいけないなと思いました。今回の対話を通しわたしには問いに対する答えを探す体力がないのがよく分かりました、疑問に思ったことはなぜ疑問に思ったのか、その疑問を解消するための時間も積極的にとっていかなければと思います。
今回はここまで ~ 👩🏽🦱♩