DesignShip2021 Day1

わたしは最近、デザイン思考という言葉を耳にします。大手・人気企業が適正テストとして導入しているみたいですね。

でも、そもそも私にとって、デザインという言葉は、❓マークがいっぱいです。

何をデザインするのか、どれくらいの規模感でデザイン思考が求められているのか、デザインに関わる職種だけが学ぶ思考なのか、などなど。分からないことだらけでした。

そこで、デザインの根本的なところをまずは少しでも理解するために、デザインシップへ参加しました。登壇者の職種は多岐にわたっており、建築会社・フォント会社・自動車メーカー・家電製品会社、他にも沢山の会社様がありました。そこで気づいたことが、デザイン思考がいらない会社や職種はない、ということでした。

 

それでは、これからDay1で学んだ内容を元に、自分なりに考察していってみます。まず、今最も大事な言葉に「サステナビリティ」があります。

🤵🏻‍♂️『デザインにとってのサステナビリティとは、ずっと使われて捨てられないこと。』

深澤直人さんは、このように仰られていました。でも、今の世の中を見れば、コロコロ流行が変わる時代。季節などを理由に、商品の買い替え需要は非常に高いです。それは、次から次に便利な物、画期的な物が登場し、かつ可愛らしいデザインの商品が登場するからでははないのか、わたしはそのように考えました。だから、「ずっと使われて捨てられない」ことなんて、実現するのは難しそうだなと感じます。私にとってこの言葉を理解するには、まだ時間がかかりそうですね。。

次に、創造力を高めるノウハウがない、という現実を知れて良かったお話しをします。わたしは、創造力の欠如に悩んでいました。授業のグループワークでは、その場で意見を持つことが出来ず、ただ、周りの意見にうんうん。とうなづく事しか出来ません。。でも、わたしは深澤さんのスピーチで気づきました。創造力は勉強して身につけるものではなくて、体験を通して気づくものということ。つまり、ただ、うなづいているだけでは、創造力は一向に身につかないということです。何でもいいから、まずは話してみて、「あ!これが創造力だったのか」と気づく瞬間を大事にしようと思います。

🤵🏻‍♂️『様々な人の気づきが組み合わさって、生まれるものが創発であり、全員がクリエイター』

深澤さんのこの言葉は、わたしに無駄な意見などない、と強く感じさせてくれました。

 

続いて、See-Throgh Captionsというシステムを生み出した学生の一人、鈴木一平さんの講演も元にお話ししようと思います。彼らは、耳の不自由な方がスムーズに生活できるSee-Throgh Captionsというシステムを生み出しています。

👨🏻‍💻『課題に気づいているなら、自分で環境をつくろう』

彼らのこの行動は、まさに登壇者の一人が仰られたこの言葉通りだと思います。鈴木さんの講演の中に、登場したインクルーシブデザインという言葉。

※インクルーシブデザインとは…

"これまでユーザーとして考えられていなかった人々を、企画・開発の初期段階から一緒に考えていくデザイン"

このデザインは、すべての人が使いやすい製品・サービスを考える上では非常に大事な点です。でも、当事者でない私たちが考えるには限界があるかもしれません。でも、

🤵🏻‍♂️『デザインは問題解決ではなく、何を問題とするのか見出すこと』

深澤さんが仰る通り、わたしたちは解決を目指しすぎているのかなと思います。気づき、考える、ここから歩み始めてもいいように思えます。

 

他にも、田房夏波さんの講演では、

👰🏻‍♀️『店頭での体験が、ユーザーのモノの見方や選び方を変える』

という言葉が印象に残りました。店頭に立つスタッフは、ただ販売するだけが仕事ではありません。作り手と継続的なコミュニケーションをとることで、顧客に商品の良さを伝えられたり。自分自身の心が動いたポイントを大切にすることで、心から商品の良さを伝えられて販売できたり。デジダルが普及する現在ですが、店舗販売に魅力を宿せる方法は十分にありそうだと感じました。これからの時代はこの販売方法だ!というものはないのかもしれません。。

 

Day1の振り返りはここまでで、

次回のblogでは、Day2をお届けします。👋🏻