知識の収穫🥬

今回は「UXデザインプロセス」について。

【調査・分析】

・利用文脈(前回のblogで紹介)を把握

   ↓

・ユーザー体験を可視化

探索的な情報収集を行い、概念を生成(ユーザーの意見を元に欲求などを抽象化)し、概念間の関係整理した後、仮説(商品など)を設定!

※概念の生成が重要

探索的な情報からのアイデア発想はダメ🙅🏻‍♀️

(例:消費者がこんな物欲しいと言った通りに作る)

※複眼的思考は重要

アンケートやインタビューなどで

定量的、定性的の両方で欲求が確認できたらいい

※調査方法を考える

どのような調査方法ならユーザー本来の行為を見ることが出来るのか

   ↓

【コンセプト構築】

・アイデアの発想

   ↓

・このアイデアはどんな体験を生むのか考える

   ↓

【プロトタイプ(試作品)を作成して実際に使用】

   ↓

【評価】

   ↓

【提供】

※このプロセスは上から下に進むことはもちろんだが、行ったり来たりもする

 

以下、UXデザインプロセスの具体的手法を紹介。

❕ビジョン型デザイン手法❕

             プロジェクトの目標を定める

           ↓                                          ↓

ユーザー理解(本質的欲求)  ビジネスの提供方針        

                                            を定める

           ↓                                          ↓

ユーザーを設定🧍🏻‍♀️     +α+     ビジネスの設定👩🏻‍💻

 

【α部分で行うこと】

①バリューシナリオ📖

どういうストーリーで価値を感じるのか

②アクティビティシナリオ🕵🏻‍♂️

その価値を感じる体験はユーザーがどんな行動をとる状況なのか

③インタラクションシナリオ🤳🏻

その行動をとる時はどんなものを使ったり触れたりしているのか

↓その後

ユーザーの欲求を見える化

➕ビジネスの企画(利益💸が出るように)

総合評価(最終提案)

 

❕ユーザーモデリング

インタビュー後、ユーザーを3つに分類

「価値層」: どんな欲求、価値観があっての行動なのか(※分析必要)

「行為層」: 観察してユーザーの行動が分かる

「属性層」: 私も見て分かること(性別、年齢など)

📍ユーザー調査

【顕在的 : 正しいのか確認】

・アンケート・グループインタビュー

    →定量調査(数値化)

ユーザビリティテスト: 実際に商品を試してもらう

    →定性調査(数値化不可)

潜在的 : 分からないことの発見】

ビッグデータ定量調査(例:Twitterのトレンド)

・観察やエスノグラフィ、デプスインタビュー

→定性調査(例:上位下位関係分析・KA法)

☝🏻ここは特に企業が重点を置いている部分であり、

またユーザモデリングの「価値層」に当てはまる。

 

❕W型問題解決モデル❕

問題提起: ◯◯について調べよう

※知識の収納庫があるかがカギ!

ユーザーを取り巻く情報を知っておかないと

問いが立たないから(ユーザー理解に重要)

野外観察: インタビュー

推論(例: 公園で子供がお母さんたちのところに行くのはどんな時か。推論が決まればそこに焦点を当てて観察できる)

実験観察

概念化(推論を元にして観察した結果、多くの場合がそうであれば概念化できる)

 

📍アイデア創出・コンセプト構築のプロセス

ユーザー理解が出来て、

その欲求をもつユーザーを特定して、

イデア発想

企業の場合は、自分達がどんな方針をもつ会社なのか、

それを踏まえて自社には何が出来るかを考えて、

イデア発想

イデアが固まって「コンセプト」作成

※アイデアを出す時はユーザー視点の意見だけで

決めてしまってはダメ🙅🏻‍♀️

 

💡前文の商品コンセプトは以下の3つで構成

①ベネフィット: 生活がプラスに変わる効用・効果

②ターゲット: 生活の変化を望む人

※UXやサービスデザインでは細かくユーザーを設定

(名前、年齢、どういう状況に置かれているかなど

ペルソナ)

③シーン: 変化が起こる場面

→どんな人がどんな状況の時にこう喜ぶもの

 

【ペルソナに対して構造化シナリオ法】

→これは、ユーザー体験と利用文脈の視覚化のために、

ユーザーの行為等についてシナリオを書いて文章化していく方法。

 

(例: 一人暮らしの若者向け洗濯サービス🧺)

①バリューシナリオ

一人暮らしの若者が選択に関する知識や経験がなくても、自宅で簡単に選択ができ、いつも綺麗な装いができるという価値を提供

☆どのようなシーンで生まれるのか

☆ユーザーの欲求から企業ができること

(バリューシナリオを組み立てる)

②アクティビティシナリオ

洗濯しようと思うまでの体験(状況)

③インタラクションシナリオ

洗濯機の具体的な仕組み(洗濯機の種類、ボタンなど様々)

☝🏻ビジネス化する時には

・ビジネスモデルキャンバス

・CVCA(顧客価値連鎖分析)

→どういう関係者がそのビジネスに関わっているか

を考えた上で成立するか

・アクティングアウト: 考えた内容を実際演じてみる

・認知的ウォークスルー: ユーザーのつもりで操作していく手法(紙に書く等)

・仮想のプレスリリース

→作ったサービスを新聞仮想でリリースしてみる

 

今回はここまでです。

頭の中がこんがらがっているので

ちゃんとこれから整理したいと思います。👓