DesignShip2021 Day2

今日はDay2の内容から、自分なりに考察していきます。まずHI(NY)の渡邊さんと小山田さんの講演から感じたことです。この講演は、『次世代デザイナーの働き方』という題目でした。わたしはこの講演を通し、これから先の人生で知っておくべき内容を学べたと思います。その内容が以下です。

👰🏻‍♀️『分かり合えない人との付き合いを、諦めるのではなく、相手を知り好きになる努力をする。そして、相手と落ち着いて接していけるように、自身の心も瞑想等でコントロールする。このような自身の努力は、不思議と相手にも通じるので、関係も改善されていく。』

👰🏻‍♀️『日本には謙遜の文化がある。だから、自身の作品を披露するとき、予防線を先に貼ってから話す人が多い。でも、それは作品の良さを半減させてしまう。予防線を張ることで、自分の自信ある作品を批判されないようにすることは出来るかもしれないが、批判されてこそ良い作品になれるということを念頭に置いておきたい。』

👰🏻‍♀️『社会問題は意識的に見ようとしなければ、見えない。一時的に、注目されたトピックに対して、対策が講じられる事はあるが、持続的ではない。社会問題を解決していくためには、誰かの善意の上に成り立つものでは限界があり、ビジネスとして成り立つことが必要になる。だからこそ、社会の人々に、理解・共感され、行動してもらえるようなブランディングが重要である。』

この三つの言葉は、自身の価値・自分が置かれている環境の価値を高めるために、非常に重要だと思いました。

 

次に、荒井康豪さんの講演から感じたことです。今の世の中は、これだけが出来れば大丈夫というようなものはない、と思います。今より更にITが進化すれば、幅広い分野で様々な事柄が求められると思います。そのときに、念頭に置いておきたいことがありました。

🤵🏻‍♂️『環境・自分・感覚を、"分子レベルに分解して組み替える"』

この言葉は、自分の中に元来染み付いているものを一旦捨てて、学ぶ姿勢が重要であることを教えてくれます。そうすれば、捨てた要素を含め、あらゆる要素が、勝手に組み替えられて立ち上がってくる。この思考を柔軟にする作業は、煮詰まったときに良い方法だと思います。ただ、一旦捨ててみることって、すごく怖いことだとも思いました。

この荒井さんが仰られた内容は、多くの登壇者の方が口にされていました。なので、非常に大事なことなのだと思います。これが出来るようになれた暁には、何事にも強くなれそうな予感がします(笑)

 

最後に、尾形さんと岡室さんの対談から感じたことです。お二人のお仕事は広告制作。対談の中で、「広告を作る=stopping power」だと仰られました。

👰🏻‍♀️🤵🏻‍♂️『広告のデザインだけでは伝わらない思いを、言葉として広告に載せることで、コミュニケーションの可能性は広がっていく。』

たしかに、同じ広告を見ても、人それぞれで感じ方は異なり、伝わるものも異なります。その余地を残せる広告を作れる技術は、凄いなと思いました。

 

今回の二日間は、講演の内容に加え、プレゼンの仕方・作品面でも、勉強になる事が多くありました。一つ一つの作品に違う顔を持たせるために、これからも「デザイン」という考えを大切にしていき、今回の学んだ内容を意識的に活かしていけたらと思っています。

 

今回はここまでです!

ありがとうございました−👋🏻✨