今年1年の集大成

おはようございます。

昨日、株式会社アドアルファ様での最終発表を終え、ホッとしているところですが

発表した内容が冷めてしまわないうちに、まとめておこうと思います^^

 

私たちのチームは運動部における伸展型好奇心をテーマに1年間研究してきました。

発表した内容はこちらをクリック☟

docs.google.com

ここでは、発表時にコメントして頂いた中から【よかった点】【気づき・改善点】の2つに分けて振り返っていきます。

 

 

【よかった点】

前期の発表の反省点であった「伝える」という部分。

以前は台本をガッチガチに固めて発表したので、相手方の理解が追いつかないまま発表終了という痛恨のミスを犯してしまいました。。。

なので今回は、「なるべく簡単な用語」「スライドに使う色は三色」「スライドの順番は理解しやすく」「台本は箇条書き」このような点を気をつけながら、発表順備を行いました。

その結果、”分かりやすかった”という言葉を何人の方からか仰ってもらい嬉しかったです。

 

 

【気づき・改善点】

ただ上記のように仰って頂けたものの、やはり今回も冒頭の「伸展型好奇心」の理解が難しく、そこで止まってしまったというご意見もありました。どこまで内容を減らし、どこまでは減らしちゃいけないのか、このラインが難しいなと感じました。

発表する側は、何度も目を通した資料であるため読んで理解するまでの時間が早い一方、聞く側は、初めて見るスライドを目で追いながら、私たちの発表内容も同時に聞くため、資料に考える余白を残しておいて、私たちの話に耳を傾けてもらう仕掛けをするというのも重要と感じました。

 

¹)好奇心が伸び始める段階には「自己成長意欲」があるか否かに限らず、『義務感ややらされ感』から始まり、好奇心が育っていく場合もあるのではないか。

たしかに、「負けず嫌いな人」は、部活が面倒くさくても、プライドが邪魔をして、結局辞められないという人が多いと思います。

つまり「伸展型好奇心(負けず嫌い)が高いから、自己成長欲が高まる」この方向性も考慮して調査するとより結果に深みが増していたなと思います。

²)アンケートに仕向けた感がある。

ここはまだ正直理解できていないというのが本音です。私たちは明確な調査結果が得られるように質問項目を立てたつもりでいたので。。でも私たちが気づけなかった視点は、他の方の視点を取り込むことでカバーできたと思います。なので卒論の時は、一人の視点だけでなく様々な方の視点を取り入れてやっていきたいと思います。

この2つのコメントは、言われないと気づきませんでした。。

 

好奇心を育てる場の条件としてはどうなるのか?という視点がなかったというところです。これは痛恨のミスです。最初のお題に沿って研究していたつもりが、いつのまにかズレてしまっていました。

私たちの結果では、「運動部の経験が伸展型好奇心を育てる」というところで「場」ではなく「経験」で終わってしまっていたなと振り返って納得しています。

運動部の経験を育てる場はどんな場なのか。他のチームが発表していたように、人間同士の距離感・チームの雰囲気など、そんなところが重要になってくるのかなと思います。

 

結論に逆説があってもいいのではないか?というところです。私たちのチームは相関係数で結果で出なかった為、Χ二乗検定を使用しました。すると有意な結果が出て、調査結果が、+の結果を導くものでした。

ここで私たちがやるべき方向性は2つあったかなと思います。

1つ目が相関係数で結果が出なかった場合、そこから何が解釈できるのか考えて、それを発表する

2つ目がΧ二乗検定で+の結果が出た場合、ここから次の段階で何が言えそうかを考える(考察を加える)

この2点がより発表を面白くするには重要だったと感じます。

 

 

以上のように今回の最終発表での気づきは以上です。

4年生からは卒論の執筆があり今以上に大変だと思うけれど、3年生での実践を活かしていい論文が完成できたらいいなと思います^^

 

おつかれ、2021年の私!

お久しぶりの投稿になってしましました。例年通り、今年も地元に帰省し今このblogと向き合っています。今年の4月から本格的にゼミがスタートしましたが、来年には卒論の提出があり、1年は長いようであり、あっという間でした。

2021年を振り返ってみると、いつも将来について焦っていたなと感じています。自分には何が向いているのか、こんな毎日の過ごし方で良いのだろうか、漠然とした「不安」と「焦り」が2021年後半にかけて、怒涛のように押し寄せていました。

しかし、そんな1年の中でも、多くの場面で刺激をもらい、自身の考え方や行動に変化があったと感じています。そのことについて今回は書いてみようと思います。

 

‣動こうという決心を固めるより、実際に行動した方がよっぽど楽しい!

f:id:nom0378:20211228143434j:plain

 今年の3月から私は、IllustoratorとPhotoshopを始めました。理由は2つです。

 ①つ目は、以前から絵を描いたり、スキだと感じるデザインを、見様見真似で作ったりすることが好きだったからです。そして②つ目は、クラシコムが運営する『北欧暮らしの道具店』が作り出すあの世界観に3年前からドはまりし、私もWeb上で自分の好きなデザインを作れるようになりたいと思ったからです。

 でも、それまでは、お金を掛けた分だけの時間・技術をきちんと確保できるか、今これをやってていい時期なのか、という「不安」が大きく行動できずにいました。でも、コロナ禍での在宅時間が増えたことを機に、自分のしたいことが、この先、正解であるかは分からないけれど、始めてみることにしました。

 やり始めた時は作業を覚えることが大変でした。。でも、どんどんやるにつれて慣れていき、学校のプレゼン資料や誰かの祝い事でのプレゼントにも活用することが出来、自分のスキルは始める前より、各段に伸びているなと実感しています。

 また、Pinterestで自分の好きなデザインを探すようになり、常に自分から情報を取り入れようとする姿勢も定着してきているな~と思っています。

 この経験で、扉を開けるまでどうなるかわからないということについての期待や興味、そんなものを ”ほんの少し” は思い描けるように多少なったのではないのかなという気がします。先生から教えて頂いたように、2022年は正解を求めるのではなく、冒険して自分なりの正解を作っていきたいです。

 

他の変化も思いついたらまた書き足していきたいと思います。(笑)

今年も、おつかれさまでした~✋

 

DesignShip2021 Day2

今日はDay2の内容から、自分なりに考察していきます。まずHI(NY)の渡邊さんと小山田さんの講演から感じたことです。この講演は、『次世代デザイナーの働き方』という題目でした。わたしはこの講演を通し、これから先の人生で知っておくべき内容を学べたと思います。その内容が以下です。

👰🏻‍♀️『分かり合えない人との付き合いを、諦めるのではなく、相手を知り好きになる努力をする。そして、相手と落ち着いて接していけるように、自身の心も瞑想等でコントロールする。このような自身の努力は、不思議と相手にも通じるので、関係も改善されていく。』

👰🏻‍♀️『日本には謙遜の文化がある。だから、自身の作品を披露するとき、予防線を先に貼ってから話す人が多い。でも、それは作品の良さを半減させてしまう。予防線を張ることで、自分の自信ある作品を批判されないようにすることは出来るかもしれないが、批判されてこそ良い作品になれるということを念頭に置いておきたい。』

👰🏻‍♀️『社会問題は意識的に見ようとしなければ、見えない。一時的に、注目されたトピックに対して、対策が講じられる事はあるが、持続的ではない。社会問題を解決していくためには、誰かの善意の上に成り立つものでは限界があり、ビジネスとして成り立つことが必要になる。だからこそ、社会の人々に、理解・共感され、行動してもらえるようなブランディングが重要である。』

この三つの言葉は、自身の価値・自分が置かれている環境の価値を高めるために、非常に重要だと思いました。

 

次に、荒井康豪さんの講演から感じたことです。今の世の中は、これだけが出来れば大丈夫というようなものはない、と思います。今より更にITが進化すれば、幅広い分野で様々な事柄が求められると思います。そのときに、念頭に置いておきたいことがありました。

🤵🏻‍♂️『環境・自分・感覚を、"分子レベルに分解して組み替える"』

この言葉は、自分の中に元来染み付いているものを一旦捨てて、学ぶ姿勢が重要であることを教えてくれます。そうすれば、捨てた要素を含め、あらゆる要素が、勝手に組み替えられて立ち上がってくる。この思考を柔軟にする作業は、煮詰まったときに良い方法だと思います。ただ、一旦捨ててみることって、すごく怖いことだとも思いました。

この荒井さんが仰られた内容は、多くの登壇者の方が口にされていました。なので、非常に大事なことなのだと思います。これが出来るようになれた暁には、何事にも強くなれそうな予感がします(笑)

 

最後に、尾形さんと岡室さんの対談から感じたことです。お二人のお仕事は広告制作。対談の中で、「広告を作る=stopping power」だと仰られました。

👰🏻‍♀️🤵🏻‍♂️『広告のデザインだけでは伝わらない思いを、言葉として広告に載せることで、コミュニケーションの可能性は広がっていく。』

たしかに、同じ広告を見ても、人それぞれで感じ方は異なり、伝わるものも異なります。その余地を残せる広告を作れる技術は、凄いなと思いました。

 

今回の二日間は、講演の内容に加え、プレゼンの仕方・作品面でも、勉強になる事が多くありました。一つ一つの作品に違う顔を持たせるために、これからも「デザイン」という考えを大切にしていき、今回の学んだ内容を意識的に活かしていけたらと思っています。

 

今回はここまでです!

ありがとうございました−👋🏻✨

DesignShip2021 Day1

わたしは最近、デザイン思考という言葉を耳にします。大手・人気企業が適正テストとして導入しているみたいですね。

でも、そもそも私にとって、デザインという言葉は、❓マークがいっぱいです。

何をデザインするのか、どれくらいの規模感でデザイン思考が求められているのか、デザインに関わる職種だけが学ぶ思考なのか、などなど。分からないことだらけでした。

そこで、デザインの根本的なところをまずは少しでも理解するために、デザインシップへ参加しました。登壇者の職種は多岐にわたっており、建築会社・フォント会社・自動車メーカー・家電製品会社、他にも沢山の会社様がありました。そこで気づいたことが、デザイン思考がいらない会社や職種はない、ということでした。

 

それでは、これからDay1で学んだ内容を元に、自分なりに考察していってみます。まず、今最も大事な言葉に「サステナビリティ」があります。

🤵🏻‍♂️『デザインにとってのサステナビリティとは、ずっと使われて捨てられないこと。』

深澤直人さんは、このように仰られていました。でも、今の世の中を見れば、コロコロ流行が変わる時代。季節などを理由に、商品の買い替え需要は非常に高いです。それは、次から次に便利な物、画期的な物が登場し、かつ可愛らしいデザインの商品が登場するからでははないのか、わたしはそのように考えました。だから、「ずっと使われて捨てられない」ことなんて、実現するのは難しそうだなと感じます。私にとってこの言葉を理解するには、まだ時間がかかりそうですね。。

次に、創造力を高めるノウハウがない、という現実を知れて良かったお話しをします。わたしは、創造力の欠如に悩んでいました。授業のグループワークでは、その場で意見を持つことが出来ず、ただ、周りの意見にうんうん。とうなづく事しか出来ません。。でも、わたしは深澤さんのスピーチで気づきました。創造力は勉強して身につけるものではなくて、体験を通して気づくものということ。つまり、ただ、うなづいているだけでは、創造力は一向に身につかないということです。何でもいいから、まずは話してみて、「あ!これが創造力だったのか」と気づく瞬間を大事にしようと思います。

🤵🏻‍♂️『様々な人の気づきが組み合わさって、生まれるものが創発であり、全員がクリエイター』

深澤さんのこの言葉は、わたしに無駄な意見などない、と強く感じさせてくれました。

 

続いて、See-Throgh Captionsというシステムを生み出した学生の一人、鈴木一平さんの講演も元にお話ししようと思います。彼らは、耳の不自由な方がスムーズに生活できるSee-Throgh Captionsというシステムを生み出しています。

👨🏻‍💻『課題に気づいているなら、自分で環境をつくろう』

彼らのこの行動は、まさに登壇者の一人が仰られたこの言葉通りだと思います。鈴木さんの講演の中に、登場したインクルーシブデザインという言葉。

※インクルーシブデザインとは…

"これまでユーザーとして考えられていなかった人々を、企画・開発の初期段階から一緒に考えていくデザイン"

このデザインは、すべての人が使いやすい製品・サービスを考える上では非常に大事な点です。でも、当事者でない私たちが考えるには限界があるかもしれません。でも、

🤵🏻‍♂️『デザインは問題解決ではなく、何を問題とするのか見出すこと』

深澤さんが仰る通り、わたしたちは解決を目指しすぎているのかなと思います。気づき、考える、ここから歩み始めてもいいように思えます。

 

他にも、田房夏波さんの講演では、

👰🏻‍♀️『店頭での体験が、ユーザーのモノの見方や選び方を変える』

という言葉が印象に残りました。店頭に立つスタッフは、ただ販売するだけが仕事ではありません。作り手と継続的なコミュニケーションをとることで、顧客に商品の良さを伝えられたり。自分自身の心が動いたポイントを大切にすることで、心から商品の良さを伝えられて販売できたり。デジダルが普及する現在ですが、店舗販売に魅力を宿せる方法は十分にありそうだと感じました。これからの時代はこの販売方法だ!というものはないのかもしれません。。

 

Day1の振り返りはここまでで、

次回のblogでは、Day2をお届けします。👋🏻

もう10月、今の進捗状況。

お久しぶりです、前回のblogから2ヶ月が経ち、もう10月です。一年過ぎるのは本当に早いな、と毎年感じます。

大学は、9月半ばから授業が始まりゼミも少しずつ進んでいます。なので今回は現在までの進捗状況を書いていきます。

 

▪︎前期の振り返り

「好奇心を育てる場の条件とは?」という問いに対して、自分たちなりの回答を見つけ出しました。それが、こちら。「伸展型好奇心を育てる場の条件には、経験と環境が関係している」です。

 

▪︎仮説を立てる

後期のゼミでは、まず初めに導き出した答えを、もっと具体的に落とし込む作業を行いました。

私たちのグループは前期の調査で、運動部を中心に調べていたので運動部所属の経験がある人に絞ることにしました。そこで、出来た仮説が、こちら。「運動部所属の経験がある人は、伸展型好奇心が高い傾向にある。」です。

 

▪︎より仮説を具体的に、分かりやすく。

アンケートを行う時に、聞かなければならない項目を導き出す必要があります。その為に、「運動部所属の経験がある人は、伸展型好奇心が高い傾向にある。」を分かりやすくしていく作業に取り掛かりました。ここでは、運動部という単語・伸展型好奇心という単語の2つを。

▪︎▪︎▪︎

運動部

どれくらいの経験年数があるか / 厳しいorゆるい部活か(朝練の有無/県大会出場経験の有無/上下関係の程度で判断)/ 集団競技or個人競技

※運動部っぽい文化部も同じように調査

⇨運動部所属経験のある人でも、活発な運動部と、そうでない運動部では、伸展型好奇心の程度に違いがあるのではないか?と考え、上記の内容になりました。

▪︎▪︎▪︎

伸展型好奇心

物事をやり遂げようとする力 / 自己成長欲が高い / 負けず嫌い / 活躍したい / 努力家 / 明確な目標がある / チャレンジ精神がある / 人に助けを求めることに抵抗がない / 素直

⇨これらの言い換えは、参考文献を基に前期のインタビューからの共通項を考えて行いました。

 

このような感じで、後期は進んでいます。 現在はアンケート内容を試案している最中です。こうやってblogを書いていると、自分たちがやってきた今まで決めた内容の根拠が、薄いような気もしてきました…。何故でしょうか、自分たちの経緯を文字に起こしてみると、足りない所がありそうで焦る感じ(笑)

でも、どこが足りないのか分からない、というのが正直な意見。だから残りの期間、とりあえず進めて、あら?^^;となった時に、踏ん張れる心を今から準備しておこうと思います。

 

それではまた次のblogで👋🏻✨

ReMake

ついに8月!半端ない暑さに頭がおかしくなりそうですが、この暑さは、人間のやりたい放題の生活故なんだよな〜と考え、「今年は、扇風機で過ごせる日は過ごす!🎐」と決めました。環境に優しくありたいと思う、そんな、この頃の私です。

 

さてさて、昨日、中間発表のため、「株式会社 アドアルファ」様に伺いました。私たちのチームは、なぜか最初に発表したい欲が強く、トップバッターで発表。

https://docs.google.com/presentation/d/1cE97e8-2xC4sQbMC2jOIQeaaU_6C20u58cgA-fOpAf0/edit?usp=drivesdk

その時に作った資料がこちらです。🌻🧇

前回書いたblogとは、異なった内容になので、まとめ直しておこうと思います。

 

{前提内容}

▪︎伸展型好奇心とは、自己の成長を促すために、新しい機会・刺激に対して、自分から求め向かっていくもの。

▪︎包括型好奇心とは、予測しない出来事でも積極的に受け入れようとし、日常生活の不確実性を楽しむため自己調整をしていくもの。

 

前回のblogでは、「好奇心と健康の相関が見られなかったので、性格と関連づける方向で、もう一度考え直そうと思います」と終わっていました。しかし、私たちは、その後、性格との関連性を追求するのではなく、再度文献に立ち戻り、伸展型好奇心を育てる場の条件を考えることにしました。ここで包括型好奇心ではなく、伸展型好奇心に焦点を当てた理由は、以前の調査で、伸展型好奇心の方が相対的に低い結果だったからです。

私たちは、このような結果を受けて、

▪︎伸展型好奇心において、高い結果が出る人は何故なのか?何か共通点があるのではないか?

▪︎低い結果が見られた伸展型好奇心の方が、育てるという面では適しているのではないか?

という風に、考えました。

そこから、伸展型好奇心が高い人( ※ )に焦点を当て、インタビューを行い、共通点を探っていきました。🕵🏻‍♀️

________________________________________※質問結果(質問内容は全対象者、共通)を1〜5の5段階(1-当てはまらない,5-当てはまる)で答えてもらい、5段階中4以上が、質問数(全4問)の半数を超えていた場合、その好奇心が高いと判断。
________________________________________

 

 

インタビューの結果から、伸展型好奇心の高い人の共通点には、❶経験と❷環境が関係してくるのではないか?と考えました。❶経験の具体例としては、立場(役割意識)・責任感を持った経験・達成感を味わった経験・挫折をした経験です。❷環境の具体例としては、失敗しても受け入れてくれる環境・話しやすい環境・挑戦しやすい環境・目標や目的がある環境・頑張っている人や尊敬できる人について知る機会がある環境です。つまり、伸展型好奇心が高い人は、このような経験をしていたり、このような環境にあったからこそ、高いのではないか?と仮説が立ちました。以上が、今回中間発表で伝えたかった内容です。

 

しかし、当日の中間発表では、この内容が伝わらない結果となってしまいました。原因としては、▪︎原稿の作りすぎ

▪︎伝えたいことをなんとなくしか決めずスライドを作ってしまった

▪︎プレゼン練習の少なさ

▪︎途中から自分たちが中心に資料内容を考えていたこと

など振り返ると山程あるので、ここら辺に。実は、私自身も、同じ研究テーマを行っているのに、他のグループの発表を理解することが難しかったです。だから、尚更、好奇心について触れる機会が身近ではなかったアドアルファさんの立場に立てば、あのプレゼンで伝わるって思ってたのが、おかしいよね…理解するのには難しい内容だったよね…と思いました。質問が出ない=伝わってると思ってましたが、そうではなく、伝わってないから、何を質問したらいいのか分からない、となっているという事に気づかせてもらえる時間でした。また、台本がなしに発表して止まったら、沈黙の時間をどう対処していいか分からない…と思っていましたが、もし止まっても、誰も焦らせないし、なんなら、間があった方が相手の考える時間にもなるな〜と思いました。やってみて、気づくことが多すぎて、これから先この繰り返しなのかな〜と思うと、死ぬまで勉強だらけになりそうな気がします(笑)

 

ちなみに今回の題名をremakeにしたのは、過去の作品を新たに作り直すという意味があるからです。また、再スタートという意味も込めて!✨

今回はここら辺で~ 👋🏻

つらつらと進捗状況を。

中間発表後、私たちは一つの文献を正しく理解しようと、伸展型好奇心と包括型好奇心が分析されるために用いられた6つの尺度を理解することから始めました。その結果も書いておきます。

【前提知識】

・伸展型好奇心 : 自己の成長を促すために新しい機械を探し求める

・包括型好奇心 : 予期しないことでも受け入れる

▪︎BigFive▪︎

外交性 : (伸展型に比べ)包括型の方が高い

情動性 : 包括型に負の相関がある

誠実性 : (包括型に比べ)伸展型の方が高い

協調性 : (伸展型に比べ)包括型の方がやや高い

開放性 : どちらも5つの中で特に高い

▪︎PANAS▪︎※普段の気分に設定し特性を測定

PA : 肯定感情 / NA : 否定感情

両方の好奇心においてPAと正の相関があり、NAにおいては包括型のみ負の相関がある。 

▪︎主観的幸福感尺度▪︎

両方の好奇心において正の相関があるが、偏相関でみると包括型の方が、やや高い。

▪︎心理的well-being尺度▪︎

→人生の目的,意味や価値を測定する

自律性,環境制御力,人格的成長,積極的な他者関係,人生における目的,自己受容から成り立ち、両方の好奇心は全ての尺度において正の相関だった。しかし、自己成長においては伸展型の方が高く、環境制御,自己受容においては包括型の方が高かった。

▪︎認知的完結欲求尺度▪︎

→問題に対して確固たる答えを求め、曖昧さを嫌う傾向である

決断性,秩序に対する選考,予測可能性に対する選考の3尺度から成り立つ。予測可能性に対する選考において包括型好奇心は負の相関が目立つ。

▪︎認知欲求尺度▪︎

→努力を要する認知活動に従事し、それを楽しむ内発的な傾向である

伸展型において、やや高い正の相関がある。

 🏊🏽‍♀️

このように書き出して、両方の好奇心内容と照らし合わせることで、より理解が深まった。健康やwell-beingと関係する特性好奇心が、伸展型と包括型のことだと再度文献を読み直し、突き止めることができた。

そして次に、好奇心と健康の因果関係について追求するべく『健康そうな人』にインタビューをすることにしました。対象者は、部活に入っていて毎日アクティブ に動く人です。

 ✨

インタビュー後、、まさかの結果ですが、健康と好奇心って関係してる⁇🌀となりました。答えの結果を共有していると、その人自身の性格が大いに答えに影響していることが分かりました。文献にも、総合考察で『両方の好奇心が、それぞれ異なる性格傾向との関連性があることがわかった』と書いてありました。多分、インタビュー前から気づいてはいたけど、この文の重要性にはインタビューをして初めて気づき、そういうこともあるんやな〜と思ってます(笑)だから、健康だと好奇心が生まれやすい、健康じゃないと好奇心は生まれにくいという ふわっ とした感じでは言えそうなのですが、強い根拠は掴めなさそうです。そこで、好奇心と健康の関係があまり見られないと本当に言えるのか、次は『運動をしていない人』に聞いて確かめようと思います。この回答の共有は今週中に行い、予想通り、健康と関係が無さそうだと分かれば、インタビューで分かった好奇心と性格との関係性を調べたいと思っています。性格診断には、よく用いられるマイヤーズ・ブリッグスタイプ指標(MBTI)を用います。元々のお題は{育てる場の条件}だったので、この診断結果の16タイプごとに考えようかなと思っています。「場」というのは、有形なものだけでなく、雰囲気や機会も入るので、「このタイプの人には、好奇心を育てるためにこのような雰囲気や機会を提供すべきだ!」というように発表できたらいいなと思っています。

 🍐

8月3日の発表までに納得のいく仮説が発表できるように、これからの3週間を有効に使っていきたいと思います。皆で力合わせて頑張ります!✌🏻